やっぱり中間・後処理って大事。~実験~
プラティコではゼロケアという後処理メニューをご提案しておりますが、まだまだ後処理のメニューがあるヘアサロンが少ないのが現状です。それはなぜか。「仕上がりがよくわからないから」
そもそも後処理とは髪に良くない成分を取り除くことが大事で、仕上がりの髪がツルツル・サラサラ・しっとり、する必要はないんです。その場での違いがわからなくても、髪の内部ダメージを予防することが後処理の役目です。それをわかりやすく、ウィッグを使って実験してみました。
ハーフヘッドで実験
カンタンに申しますと、・右半分は後処理なし・左半分はゼロケアこれで違いが出るか、という実験です。
この方に実験台になっていただきました。。。
特にクセもないのですが、まず、
マジストH:SS=1:1を塗布し、15分放置。
中間水洗します。
その際、左半分だけ、酸ジェルを付けて2分放置します。
(こうすることで1液でアルカリ状態になった髪のpHを落ち着かせます)
その後は
ドライ・アイロン・2液、15分放置で水洗します。
また左サイドだけ、
CZ塗布→水洗→酸ジェル塗布2分放置→水洗し、
両サイドともトリートメントで仕上げました。
仕上がりはわかりにくいとお話ししましたが、
わかる人にはわかるレベルです。
そして、これと全く同じ工程をもう一度繰り返しました。。。
※実験のため、ハードなことをしていますが、
本来でしたらこんな強い薬剤でする必要はありません。
なんなら2回もかける必要はありません。
あくまで実験のため、ですのでご理解ください。
髪の収まりにだいぶ違いが出てきました。
これ、ロールブラシでブローした後です。
左サイドもダメージは無いとは言えませんが、
未処理に比べて、ツヤも収まりも良い状態です。
まとめ
矯正の際に中間・後処理をする/しない、
だけでここまで差が出てくるので、
「傷んでるから切らないと」という悲しい提案を
無くすためにも、是非ゼロケアを推奨いたします。
○○トリートメントなどで、手触りを良くするのも
お客様満足には必要だとは思いますが、
ダメージ予防を続けていき、お客様自身の髪体力を
削らない方法もあります。
ご興味のある方はプラティコまで
お問い合わせください。