COLUMNプラティコお役立ちコラム

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真面目なストレート:成功の鍵はカウンセリングと薬剤選定にあり

縮毛矯正

こんにちは、プラティコ技術担当のオージローです。

私たちが目指すのは、美容師さんがお客様に安心して
使っていただける製品を提供することです。

2023年より真面目なストレートシリーズでは、
酸性・中性・アルカリ性の3つのパターンで施術できる薬剤
を取り揃え、髪質やダメージ度合いに応じた選定が可能になりました。

この進化により、より効果的でダメージの少ない施術が実現します。

カウンセリングの重要性

縮毛矯正は繊細で難易度の高い技術ですので、
薬剤選定や施術の失敗は、取り返しのつかないダメージを
引き起こす可能性があります。

また、施術を弱めにすると癖が残ることもあるため、
正確さが求められます。
特に新規のお客様の場合、履歴の把握が非常に重要です。

そのため、
カウンセリングが何よりも大切です。

お客様の髪の状態や履歴を詳細に聞き出すだけでなく、
見た目や手触り、毛髪の強度、クセの強さを確認することが必要です。

最近では、矯正や酸熱トリートメントの施術が曖昧なケースも多いため、
お客様自身もなにをされたのかよくわかっていないことも多く、
適切な判断が求められます。

縮毛矯正成功の鍵

縮毛矯正が成功するためには、
◆薬剤選定
◆放置時間
◆アイロン技術
が重要です。

特に薬剤選定は、成功率を大きく左右します。

以前、マジストはアルカリ系の薬剤をメインに使用していましたが、
新たに中性や酸性の薬剤が加わったことで、効果的な薬剤選定の基準を見直しました。

癖が強くても細い毛髪の場合、アルカリ系で短時間の施術よりも、中性薬剤を使って
20分放置する方がダメージが少なく、伸びも良いことがあります。

pHを考慮した薬剤選定

薬剤選定は、まずpHから考えます。
髪質や状態に応じて、酸性、中性、アルカリ性の薬剤を選択します。

  • 細い髪やダメージ毛 → 酸性薬剤
  • エイジング毛やカラー毛 → 中性薬剤
  • 健康な髪 → アルカリ性薬剤


↑細い髪質には酸性タイプ


↑エイジング毛には中性タイプ


↑しっかりした髪質にはアルカリ性タイプ

以前は、クセが強い=強い薬剤の選定が考えられていましたが、
細毛であればダメージを考慮する必要があります。

pHは還元剤の浸透に大きく影響します。
キューティクルがしっかりしていたり、太い毛髪・硬い髪質は
浸透しにくい状態のため、強いアルカリ薬剤が必要。

細い髪やダメージが気になる髪には浸透が穏やかな中性以下の
薬剤を選ぶことがおすすめです。

放置時間と還元剤の浸透

縮毛矯正は、毛髪内部のS-S結合を切る還元作用が必要です。
その還元作用がしっかり働くにはおよそ20分程度必要だと考えます。

毛髪の状態によって、薬剤の浸透度合いは変わりますし、
pHによっても変化します。

プラティコでは、基本的に20分放置できる薬剤選定をし、
15分程度で中間チェックして、追加放置や還元が甘い場合は
強めの薬剤の再塗布を行なうことをおすすめしています。

まとめ

プラティコの新しい縮毛矯正技術は、
カウンセリングから薬剤選定、施術に至るまで、細やかな配慮が求められます。

髪質やダメージに応じた薬剤の選択が、美しい髪を維持するための鍵です。


↑SS+GMT施術


↑Z施術


↑UH施術

ぜひこのアプローチを取り入れて、お客様にご安心いただける技術をご提供ください。

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