やっと完成したミントシャンプーは、いろいろ特徴がございますが、一番の特徴はアミノ酸系の界面活性剤がメインになっていることです。
意外と知られていませんが、ミントシャンプーは、アミノ酸系ではなく、ラウレス硫酸等の高級アルコール系の界面活性剤が使用されることが多くあります。
理由としてあげられるのは、アミノ酸系だとミント感を出すのが少し難しくなるためと言われています。
しかし、美容師さんが施術で使用することを考えると、少しでもお肌に優しい処方でと考えアミノ酸系の界面活性剤にこだわりました。
そして、配合成分は頭皮のコンディションを整えることに集中した処方になっており、ナイアシンアミドをはじめ、白金ナノコロイドやタチジャコウ、トウキンセンカ、セージ、ビルベリー、カミツレといった数種類の植物エキスも配合しました。
また、香りはほんのり柚子(ゆず)の香りを賦香しましたが、この香料選びには2年以上の歳月を要し、なかなかうまくいかないことから、昨年はミントシャンプーの販売を断念せざるをえませんでした。
そして、この柚子の香りですが、精油の柚子果皮油の割合がとても高いので、精油ならではのナチュラルな素敵な香りとなっています。ただ、その反面、精油の割合が高いということは、香りが安定せず保存状態によっては香りが飛んでしまうことも予想されます。
精油の場合は、どうしてもこの様なリスクが発生しますが、200以上の香料サンプルの中から選んだ香りですので、皆様に気に入っていただけると嬉しいです。
もう、夏はそこまで来ていますので今年の夏は、ぜひミントシャンプーでお客様を癒してください。