COLUMNプラティコお役立ちコラム

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使いこなそう真面目なストレート!酸性~アルカリ性の縮毛矯正施術

縮毛矯正

こんにちは、プラティコの技術担当オージローですニコ

ここ数年、酸性の縮毛矯正が流行しています。酸熱?酸性?と混乱している方はこちらのブログをご参照ください。↓
酸???酸、、、酸!!!

しかし、酸性縮毛矯正では癖がきれいに伸びないこともあります。

癖の強さに対してパワー不足・・・

一方、ダメージがあったり細い髪の方にアルカリ性縮毛矯正をかけるのは危険です。

髪の体力に対して強すぎた・・・

こうならないように、髪質やダメージレベルに応じてpHをうまく使いこなすことが大切になります。

かくいう私も、4年前までは酸性縮毛矯正を触ったことがなく、「酸性の薬剤はとんでもない失敗をする」ことがあると聞いたので、なんとなく怖がっていた部分がありました。ですが、GMTの商品開発にあたり、初めて酸性縮毛矯正でテストしてみると、なんとビックリ!今まで怖くて対応しにくかった細毛の方をとんでもなくキレイな仕上がりにすることができました!

<アルカリに弱い髪質の方>

プラティコで真面目なGMTを発売して一年半が経ちますが、当時の私のように「酸性の薬剤はわからないから怖い」という方もいらっしゃいますので、改めてGMTについてご案内いたします。

 GMTの5つの特徴 

  1. 酸性領域で作用する
    GMTは、酸性~中性領域で効果を発揮します。逆にチオグリコール酸はアルカリ性で効果を発揮します。

  2. 緩やかな還元力
    GMTは、還元力が比較的緩やかであるため、髪への作用が穏やかです。穏やかですので、還元作用が効くまで時間がかかります。

  3. 高い浸透力
    GMTは、基本的に油性ですので、毛髪内部の奥の方まで浸透しやすくなります。

  4. 残臭が少ない
    製品自体はほぼ原液に近いので、臭いも強いのですが、施術後の残臭が少ないというメリットがあります。

  5. 様々な髪質に対応
    GMTは、様々な髪質に対応できる有用な還元剤です。細い髪やダメージヘアにもある程度使用でき、幅広いお客様に縮毛矯正を提供できます。

ひとつずつ説明していきます。

1.酸性領域で作用する

以下のグラフをご覧ください。
古いデータですが、マルセル2014年12月号に載っていたデータを書き出しました。
まずは、わかりやすくなじみ深いチオグリコール酸ウェーブ効率(矯正で言えば「伸ばす力」)をpHごとに表したグラフです。
<グラフの見方>
・横軸がpH(左から酸性→アルカリ性)、縦軸がパワー(40未満はパワー不足/80前後が適正ですが、それ以上 は過還元の恐れ)。
・赤線がダメージ毛に対して40℃加温で20分放置した場合。
・黄色線がダメージ毛に対して室温で20分放置した場合。
・黒線が健康毛に対して室温で20分放置した場合。

チオグリコール酸

pH5-6の弱酸性のところを見ると、パワーはかなり低いとわかります。pHが7を超えてくるとグンっとパワーが上がっているのもわかりますね。従来のいわゆるハード系の薬剤は大体がpH8以上で、チオグリコール酸がメインとなっています。マジストのUH、Hもそうです。
続いて GMT です。
チオグリコール酸とだいぶ違いますね。

 GMT 

pHが5-6でもある程度パワーが出ており、アルカリになるほど緩やかですが強くなっています。ダメージ毛に対して、どのpHでも安定したパワーを発揮しています。健康毛に対しては全体的に弱い印象ですね。
ついでにマジストZ-1に配合されているシステアミンです。

システアミン

pH7までは健康毛に対してほとんどパワーが弱いですが、7を超えて来るとググっと上がってきます。ダメージ毛に対してはアルカリになるほど、さらに強くなるので、ちょっとアルカリで施術するには注意ですね。

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このように、還元剤の種類によって薬剤のpHが大きく影響いたします。
他にも酸性矯正で知られるスピエラがございますが、弊社では取り扱いがございませんので、割愛させていただきます。

2.緩やかな還元力

ご覧いただいたように、GMTは酸性~アルカリ性まで幅広くある程度のパワーを発揮しますが、チオのようにグンっと強くなることが無いので、緩やかに還元が進みます。

改めて先ほどのGMTのグラフと、放置時間を変えたGMTのグラフを示します。
左が放置時間20分 / 右が10分です。

放置時間10分の方は全体的にパワーが弱いです。緩やかに還元が進むため、放置時間もかなり大事になってきます。少なくとも20分以上は放置しないと、還元不足になってしまいます。

3.高い浸透力

GMTは、基本的に油性です。エステル系とも呼ばれます。
GMTは水などに溶かし込むと、GMT自体が分解されていってしまうので、安定させるため、多くのGMT製品はGMTを原液に近い形で販売されています。その油性の特長を活かし、キューティクルを開かせることなく、毛髪内部に浸透をしていきます。

4.残臭が少ない

もちろんゼロではないのですし、製品自体はほぼ原液なのでGMT自体が「臭い」と言われることもございますが、調合してからの施術中、施術後の臭いはだいぶ少ないと思います。

5.様々な髪質に対応

私としてはGMTは「薬にもなり、毒ともなるような薬剤」だと感じております。
上記で挙げたグラフのように、様々なpHに対応できることから、様々な髪質にも対応できるように思いますが、やはり向き不向きはあります。GMTが良いからどんな髪質にも使う、というのではなく髪質に合わせた適材適所が必要です。

また、基本的に酸性で使うことが多いため、軟化しないことを過信しすぎて、過還元によるダメージが起こる可能性もございます。毛髪に適正な薬剤を選定することが大事です。

下記のブログも併せてご参照ください。

真面目なストレートで全方位OK

真面目なストレートは
◆ アルカリ性:UH・H 
◆ 中   性:Z-1 
◆ 酸   性:SS+GMT 
というラインナップですので、これこそ様々な髪質に、全方位対応可能です。

当初より、マジストをご愛用いただいているサロン様でZ-1、GMTをまだお使いになっていない方は非常にもったいないです。

是非チャレンジしていただきたいので、ご不安な方は関東でしたら臨店講習、LINE電話でのビデオ通話でしたら全国対応です。
どうぞよろしくお願いいたします。

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