こんにちは、プラティコ技術担当のオージローです![]()
真面目なストレートは発売当初、UH・Hの2種類のアルカリ性薬剤のみでした。
現在は中性・酸性と対応できるようになり、今まで怖かった髪質にもアプローチしていただけます。

ただ、
アルカリ性 VS 酸性
どっちがいいの?
という疑問がある方もいらっしゃると思います。
今回はプラティコなりに、それぞれのメリット/デメリットをお知らせいたします。
【アルカリ性のメリット】
◎アルカリ性の薬剤は毛髪を軟化させる作用があるため、太い髪質・キューティクルがしっかりしている、バージン毛やライトダメージ毛に有効です。
◎アルカリ性の状態は、還元剤が働きやすいため、クセは伸びやすいです。

【アルカリ性のデメリット】
▲毛髪診断を誤ると、1液放置中にテロテロに軟化してしまい、大ダメージを与えてしまう恐れがあります。
▲還元剤が働きやすいため、シャキンとした不自然なストレートになる可能性があります。

【酸性のメリット】
◎酸性の薬剤は毛髪の安定した状態(等電点pH4.5-5.5)に近く、軟化が起きないため細い髪質(こめかみ部分など)・ダメージ毛・エイジング毛に有効です。
◎軟化が起きないので、あせる心配がなく、安心して時間を置けます。

【酸性のデメリット】
▲酸性の状態で働きやすい還元剤はGMTかスピエラのみとなります。
▲作用がマイルドなため、健康な髪にはパワー不足でクセが伸びにくいです。
▲作用がマイルドなため、放置時間を長めに取る必要があります。

上記のように、それぞれメリット/デメリットがございますので、どちらが良い/悪いというよりも髪質に対して正しい薬剤選定が必要と考えております。また、縮毛矯正は技術だけではなく、薬剤や毛髪理論の知識があると施術の幅が広がります。知識が増えると難しい髪質に対しての引き出しを増やすことができ、失敗したときの原因がわかるようになります。
縮毛矯正に関する勉強会を動画にまとめておりますので、是非下記からご覧ください。
真面目なストレート【勉強会動画】
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